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日米の教育事情 〜いくらかかる?日本の大学の学費・生活費
米日教育交流協議会
学費は親が出しても、生活費は自分でやり繰りすることも 6月も終わり、いよいよほとんどの州の学校が夏休みとなりましたね。そして、日本の大学入学をめざす高校卒業生は、受験勉強に忙しい毎日を送っていることでしょう。このようにがんばっている子どもを陰で支えるのが親御さんです。お子様の進路や成績が気になるのはもちろん、大学入学にかかる費用も悩みの種です。では、日本の大学に入学するには一体いくらかかるのでしょうか。また、日本の大学生の生活費はどの程度なのでしょうか。 受験時にかかる費用は受験料(入学検定料)で、国公立大が1万7000円、私立大が約3万5,000円です。例えば、私立大5校と国公立大2校に出願する場合、出願するだけで受験料の合計は20万9,000円となります。医学部や歯学部に出願する場合、受験料は4〜5万円です。また、遠方の大学を受験するのであれば、交通費、宿泊費もかかります。新幹線の片道運賃は東京-名古屋間で約1万500円、東京-大阪間で約1万3500円です。首都圏のビジネスホテルの1泊朝夕食付きの宿泊費は約1万6,000円です。ただし、最近の受験生に人気なのは高級ホテルでの特別プランで、1泊の料金が2万〜4万円となっています。 帰国生入試の場合、9月に早稲田大、慶応義塾大、上智大、国際基督教大、東京理科大など私立大人気校の入試が集中しています。これらを遠方から受験する場合、連泊するか、何往復かする必要がありますが、日数や回数がかさめば交通費や宿泊費の負担も結構大きくなります。 次に、大学に合格すると入学金がかかります。これはアメリカの大学にはない学費です。文部科学省の資料によると、2007年度の入学金の平均額は、国立大が28万2,000円、公立大が39万9.351円、私立大が27万3,564円です。こう見ると国立大よりも私立大が安いように感じられますが、有名私立大の多くは30万円から35万円、医・歯学部の平均は98万1,194円です。 一方、入学年度に支払う初年度納付金(2007年度)を見ると、国立大が81万7.800円、公立大が93万5.589円、私立大は129万8.726円と私立大が高くなっています。これは私立大の学費として徴収される施設設備費が国公立大にはないためです。また、医・歯学部の初年度納付金の平均額は507万3.467円です。 入学金は入学申込金的な意味も持っています。つまり、合格発表後、第1次入学手続き期限までに入学金を納めておけば、残りの授業料や施設設備費などの学費の納入をせずとも席が確保されます。ただし、入学金は一旦納入すると返金されませんので、第一志望大学の合格発表が遅い場合には注意が必要です。
その他、入学時には、入学式出席のための費用、教科書・教材購入費用、住まい探しの費用、生活用品購入費用などもかかります。「全国大学生活協同組合連合会」のデータによると、これらの費用に約100万円かかるというのが一般的です。また、一人暮らしの大学生の生活費は、1ヶ月平均12万9,880円で、親の仕送りの平均額は8万300円となっています。仕送り額は一番高い首都圏で9万4,350円、一番安い九州地方で6万4,200円となっており、大都市部と地方との格差が大きいようです。各地とも生活費に占める住居費の割合が大きく、仕送りだけでは生活ができず、アルバイト収入で補填している学生が多いようです。
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~「週刊ビジネスニュース」 2008年6月27日号掲載
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